はやり目(流行性角結膜炎)は眼帯必須!?うつる可能性はある?

はやり目(流行性角結膜炎)の時の眼帯

結論から述べますと、

 

眼帯は不要

 

です。

 

結膜炎には、「はやり目」以外にも色々種類があり、「うつるタイプ・うつらないタイプ」にも分かれますが、全てに同じことが言えます。

 

※結膜炎患者のほとんどは、「はやり目(流行性角結膜炎):うつるタイプ」だといわれています

 

眼帯にはもちろん良い点(メリット)がありますが、悪い点(デメリット)がありますが、

 

結膜炎においては、デメリットが大きいため、眼帯は不要だと言うことが分かります。

 

では、それぞれを見てみましょう。

 


 

良い点(メリット)

眼帯の目的は、何と言っても

 

感染を広げることを予防する

 

これに尽きます。

 

眼帯を装着していれば、感染した目を触ることを防げます。

 

その結果、他人や、もしくは自分のもう一方の目への感染を防ぐことが出来ます

 

はやり目は「ものを介して」人から人へうつる病気です。
(詳しくは流行性角結膜炎(はやり目)の原因へ)

 

その様な「うつる」という観点から、一昔前は目の病気全般に対し、眼帯着用が見られました。

 

しかし、次に説明するデメリットを考慮し、着用をすすめる医師は減りました。

 

悪い点(デメリット)

悪い点は大きく3つありますが、
特に3つ目が、「結膜炎における眼帯使用のデメリット」として大きいです。

 

@距離感・立体感が無くなる

眼帯を使用すると、当然片方の目は見えなくなります。
人間は両目を使い、細かい物の立体感や、距離感を感じ取ります。
それらの感覚が薄れるため、モノがブレたり、距離感を上手く掴めなくなります。
それゆえ、外出時は周りのさまざまなものに注意が必要となります。

 

A弱視や視力低下に繋がる可能性がある

これは5歳以下の子どもの場合の話です。
眼帯を長期使用した場合、塞いだ目は使用しないことになりますので、その目は視力が落ちる事に繋がります。
また、「弱視」になる可能性もあります。
弱視とは、メガネやコンタクトで矯正しても視力が上がらない眼をいいます。

 

B眼帯の中で菌が繁殖する

眼帯を使用する際は、目に当たる部分にガーゼを使用します。
このガーゼの管理が悪い場合、そのガーゼ自体が殺菌の巣となり、二次感染のリスクを助長させます。
眼帯を使用していると、目の周りが湿った状態になりやすいです。
この様に、菌が繁殖する環境を作ってしまうため、眼帯の使用は好ましくありません。

 

ですが、どうしても眼帯をしなければならない時もあるかと思われます。

 


 

眼帯をしなければならない時

色々な事情から、どうしても眼帯を着用しなければならない場合は、滅菌ガーゼを使用し、小まめに取り替えて清潔にすることを心がけてください。

 

また、使用後のガーゼはウイルスが多く付着しているため、十分注意して下さい。

 

流行性角結膜炎(はやり目)に関するよくある質問

よくある質問を、各ページでわかりやすくまとめております。
あわせてご確認下さい。

 

はやり目の症状・原因・治療・予防
はやり目に「潜伏期間」はあるの??
はやり目は「会社出勤」していいの?
はやり目は「出席停止」??
はやり目の「後遺症」ってどんなの?

 

《重要》これが一番大切!

そのため、初期の段階で「どのタイプの結膜炎なのか?」を判断するのは難しいとされています。

 

そこで、当サイトでは、
少しでも早く自分の症状を見極め、正しい治療を受けられるように、全タイプの症状や原因などを詳しく説明しています

 

「自分はウイルス性結膜炎のうち、どのタイプなのか?」
「そもそもウイルス性結膜炎なのか?細菌性?アレルギー性ではないか?」

 

そういった広い観点から、自分の症状がどのタイプに当てはまるのかを見極め、正しく治療をしましょう。


 

■ウイルス性結膜炎の種類
⇒@流行性角結膜炎(はやり目)の症状・原因・治療・予防
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■細菌性性結膜炎
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■クラミジア結膜炎の種類
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