アレルギー性結膜炎の症状・原因・治療・種類を知ろう!

アレルギー性結膜炎の症状・原因・治療・種類を知ろう!

このページでは

 

アレルギー性結膜炎症状・原因・治療・予防
●治療の上で大切なこと!

 

についてどこよりもわかりやすく説明します。


 アレルギー性結膜炎って何?《症状》

アレルギー性結膜炎とは、
目に付着したアレルギー物質が原因で、結膜(白目)に炎症を起こす病気です。

 

花粉などのアレルギー物質が付着すると、それに対してアレルギー反応を起こし、まぶたや目がかゆくなります。

 

非常に痒いため、こすりがちになるのが特徴です。
しかし、こすればこするほど悪化し、痛みや、目がゴロゴロするようになります。

 

そのまま放置しておくと、結膜が酷く充血することもあります。

 

さらにひどくなると、ゼリーのような目ヤニが出たり、角膜(黒目)の際まわりが充血することもあります。

 

症状の出方としては、両方の目に出ることがほとんどです。

 

また、他のアレルギー症状を併発しやすいので、鼻水や鼻づまり、くしゃみなど、鼻炎の症状も一緒に出ることも多いです。

 そもそもアレルギーってなに!?

簡単にアレルギーについて説明しましょう。

 

私達の体は、外からウイルスや病原菌などの異物が入ってくると、抗体を作り、それらの異物をやっつけようとします。

 

しかし、体に入ってきた異物に対して、過剰に反応してしまうことがあるのです。

 

この反応をアレルギーと呼んでいます

 

アレルギーの抗原、つまりアレルギーの原因になるものを、アレルゲンと呼びます。

 

このアレルギー性結膜炎のアレルゲンで多いものは、花粉やハウスダスト(家のほこり)です。

 

どちらも空中を漂うため、目に飛び込んできやすいのです。

 

では続いて、
「アレルギー性結膜炎の分類」について説明しましょう。


アレルギー性結膜炎は種類があるの?

アレルギー性結膜炎は、
いくつかの種類に分類することができます。

 

季節性アレルギー性結膜炎

いわゆる花粉症のことです。

 

アレルギー性結膜炎の患者の85%は、この季節性アレルギー性結膜炎だといわれています。
また、その患者のうち70%が、アレルギー性鼻炎もあわせて発症すると推測されています。

 

一年の決まった時期に、ある特定の花粉が原因で結膜炎になります。
その花粉は人によってさまざまですが、特に患者が多いのはスギやヒノキによるものです。

 

通年性アレルギー性結膜炎

季節にかかわらず、一年を通して発生する結膜炎です。

 

この原因はハウスダストです。

 

ハウスダストとは、家の中のほこりのことであり、
例えば、ダニ、ダニのフンや死骸、人間やペットの毛、フケ、カビなどが挙げられます。

 

春季カタル

春季カタルは、小学生の男の子に多く見られる慢性の結膜炎です。

 

目がとてもかゆくなり、白い糸のような目やにがたくさん出ます

 

また、上の瞼の裏に「石垣のようなボツボツ(石垣状乳頭増殖)」ができるため、角膜(黒目)に傷がつき、目がゴロゴロしたり光をまぶしく感じたりします。
さらに、角膜に腫瘍やびらんができたり、黒目と白目の境目が腫れることもあります。

 

これらの症状が悪化すると、目が痛くなり、開けることすら困難になることがあります。

 

なお、原因はハウスダストであることが多く、症状も一年を通して現れるのですが、春〜夏にかけて症状がひどくなるので、このような名前がついています。

 

10歳以上になると自然に治っていくことが多いです。

 

巨大乳頭結膜炎

コンタクトレンズについたタンパク汚れが変化し、それによってアレルギーを起こす結膜炎です。
上のまぶたの裏に、大きなボツボツした突起(結膜乳頭)ができ、炎症を起こします。

 

 

では続いて、
「アレルギー性結膜炎の治療」について説明します。


アレルギー性結膜炎の治療とは!?

治療は点眼薬がメインとなります。

 

よく使われるのは抗アレルギー点眼薬で、以下の二種類があります。
どちらも副作用が少なく、安心して使用することができます。

 

ヒスタミンH1拮抗点眼薬

「アレルギー症状を引き起こす元」となるのがヒスタミンです。

 

ヒスタミンは、例えば目に花粉が付くなど、「アレルゲンに接触すること」で反応として放出されるのです。

 

この「ヒスタミンの働き」を止めるのが、この点眼薬です。
かゆみが強いときに使用されます。

 

メディエーター遊離抑制点眼薬

こちらは「ヒスタミンを増やさないようにする」薬です。
これは効き目が出るまで少し日数がかかりますので、少し早めに使い始めることが多いです。

 

 ステロイド入り点眼薬

重症の場合や、上記二つで効果が出ない場合には、ステロイドの入った点眼薬を使います。

 

こちらは効き目が強力で、副作用が現れる可能性もありますので、必ず医師の指示を守って使用するようにしましょう。

 

 

では続いて、
「アレルギー性結膜炎の予防」について説明します。


 

アレルギー性結膜炎の予防

アレルギー性結膜炎を予防するには、
アレルギーの元(アレルゲン)に触れないようにすることが一番です。

 

では、種類別に予防法を説明しましょう。

 

季節性アレルギーの予防とは?

原因から考える、一番の予防法としては、
原因となる花粉と接しないように心がけることです。

 

そのためには、花粉を体内に取り込まないようにするのはもちろんですが、家の中へ花粉を持ち込まないように注意が必要です。
花粉が多い日は、洗濯物を外に干したり、不必要な外出をしたりすることを控えましょう。

 

また外出する際には、花粉防止用のマスクとメガネの着用が基本です。
帰宅時は、洋服についた花粉をしっかり払い落とすことで、ある程度の効果が見込めます。

 

なお、ナイロンのように表面がツルツルした衣類は、花粉が付きにくくオススメです。

 

通年性アレルギー・春季カタルの予防

アレルギーの原因(ホコリやダニなど)が部屋の中に存在していますので、それらを減らす以下の様な努力が必要です。

 

●掃除機を極力毎日かけるようにする
 
●フローリングは拭き掃除をする
 
●ホコリは宙を舞うため、空気清浄器を使用する
 
●ぬいぐるみやソファー、じゅうたんなど、布製品をできる限り減らすとことで、ホコリが着きにくい環境を整える
 
●天気のよい時にこまめに布団を干す(ダニを殺菌できる)
 
●ダニの死骸もアレルゲンとなるため、布団を取り込んだあとは布団に掃除機をかける
 
●ダニ防止布団やシーツを使用する

 

その他の注意点としては、巨大乳頭結膜炎に関わらず、アレルギー症状が重症な場合、コンタクトの使用は控えるようにしてください

 

これは、まぶたの裏側とコンタクトがこすれることで、炎症が悪化するためです
また、メガネをかけることで、アレルゲンが目に入ることも予防できます。

 

では最後に、
「治療の上でのポイント」について説明します。

 

《重要》これが一番大切!

結膜炎には、さまざまな種類が存在します。

 

そのため、初期の段階で「どのタイプの結膜炎なのか?」を、素人が判断するのは難しいとされています。

 

そこで、当サイトでは、
少しでも早く自分の症状を見極め、正しい治療を受けられるように、全タイプの症状や原因などを詳しく説明しています

 

「自分はウイルス性結膜炎のうち、どのタイプなのか?」
「そもそもウイルス性結膜炎なのか?細菌性?アレルギー性ではないか?」

 

そういった広い観点から、自分の症状がどのタイプに当てはまるのかを見極め、正しく治療をしましょう。


 

■ウイルス性結膜炎の種類
⇒@流行性角結膜炎(はやり目)の症状・原因・治療・予防
⇒Aプール熱(咽頭性結膜熱)の症状・原因・治療・予防
⇒B急性出血性結膜炎の症状・原因・治療
⇒Cヘルペス性結膜炎の症状・原因・治療

 

■細菌性性結膜炎
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■クラミジア結膜炎の種類
⇒@封入体結膜炎の症状・原因・治療・予防
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