よくわかる!ヘルペス性結膜炎の症状・原因・治療!

よくわかる!ヘルペス性結膜炎の症状・原因・治療!

このページではウイルス性結膜炎のひとつである

 

ヘルペス性結膜炎症状・原因・治療・予防
●治療の上で大切なこと!

 

についてどこよりもわかりやすく説明します。


 ヘルペス性結膜炎って何!?

ヘルペス性結膜炎とは、
ウイルス性結膜炎の一種であり、
「単純ヘルペスウイルス」に感染して発症する結膜炎を言います。

 

そのほとんどは、
子供が初めてヘルペスウイルスに感染する際に発症します

 

しかし、大人であっても、
体の抵抗力(免疫力)が落ちていると発病することがあります。

 

また、はやり目と同様に「角膜(黒目)」にも感染することがあります。

 

では、このヘルペス性結膜炎にはどのような症状があるのでしょうか。

 

ヘルペス性結膜炎の症状

その症状はアデノウイルス結膜炎(はやり目や、プール熱)に似ており、

 

●めやにが非常に増える
●充血する
●目の痛み
●目がゴロゴロする

 

などがありますが、特徴的な症状として

 

多くの場合、目のまわりに小さい赤い水ぶくれができます。

 

しかし、そのほとんどは一週間ほどで治り、水ぶくれが潰れたしても痕は残りません。

 

また、同じくウイルス性結膜炎である「はやり目」や「プール熱」は、片目で炎症を起こすと、後にもう一方にも炎症を起こしやすいのですが、ヘルペス性結膜炎は片方のみに発症することがほとんどです。

 

なお、既述のとおり、ヘルペス性角膜炎を併発する場合もあります

 

ヘルペス性角膜炎

ヘルペス性角膜炎は、
単純ヘルペスウイルスが眼の黒目、つまり角膜に感染してしまう病気のことです。

 

角膜の表面に「木の枝のような傷」ができ、まぶしく感じたり、ものが見えない等の症状が現れます。

 

治りにくく、再発しやすい病気でもあり、何度も再発を繰り返してしまうことで、角膜が濁り視力低下に繋がる場合があります


ヘルペス性結膜炎の原因

ヘルペス性結膜炎の原因は、
既述のとおり「ヘルペスウイルスへの感染」です。

 

この「ヘルペスウイルス」には8種類ありますが、そのうちヘルペス性結膜炎を引き起こすのは、

 

単純ヘルペスウイルス1型

 

と呼ばれるタイプです。

 

このウイルスは他にも、

 

●口唇ヘルペス
●カポジ水痘様発疹症
●ヘルペス性歯肉口内炎

 

などを引き起こします。

 

どうやって感染する?

このウイルスは接触感染を起こします。

 

子どもがヘルペス性結膜炎を起こすのは、このヘルペスウイルス1型が親などから「初めて感染した時」が、ほとんどです。

 

また、一度感染すると症状がなくとも、ウイルスが体の神経細胞に入り込み、生息し続けます(潜伏します)。

 

そのため、発症してなくとも、親がウイルスを持っている事は多々あります。

 

なお、日本人の50%〜70%は、このヘルペスウイルス1型を所持しています

 

このヘルペスウイルス1型は、体内でひっそりと生息していますが、ストレスや疲労など、体の抵抗力が落ちると、結膜炎や角膜炎などを引き起こします

 

ちなみに、初めて感染したタイミングで発症する「初感染型」と、大人になって再発する「再発型」がありますが、最近は大人になってから「初感染型」として発症する人も増えています。


ヘルペス性結膜炎の治療

ヘルペス性結膜炎は、
既述の通り「目の周りの水膨れ」が特徴的であり、その様子から診断ができます。

 

また、組織を検査することで、
より正確な診断をすることもできます。

 

治療としては、抗ヘルペスウイルス作用のある眼軟膏を用います。

 

また、症状が強い場合は、抗ウイルス作用のある飲み薬を処方したり、点滴を打つこともあります。

 

なお、ヘルペス性角膜炎に対しても、同じ治療が行われます。

 

ちなみに、既述の通り「ヘルペスウイルス」は一度細胞に侵入すると、潜伏し続けます。

 

したがって、上記治療を行うことで、症状は抑えられますが、根本的な原因を取り払うことは難しいでしょう。

 

また、角膜炎に関しては、
再発を繰り返すと視力が下がってしまいますが、これは薬では治すことができません

 

万が一あまりに視力が下がってしまった場合は、角膜移植等を行わない限り、回復することは難しいと思われます。


ヘルペス性結膜炎の予防法

上記でも説明の通り、ヘルペスウイルスは、
患部の組織に触れることで感染します

 

これは他人への感染に限った話ではなく、自分自身に感染することもあるのです。

 

例えば口唇ヘルペスの患部に触れた手で目に触れると、目にヘルペスウイルスが感染します。

 

そのため、まず第一に考えることは、「手洗い」による感染予防です。

 

また、はやり目ほどではないですが、ヘルペス性結膜炎感染力は感染する病気です。

 

ウイルスは物から物へと移り、タオル、コップなどを経由して感染を起こすこともあります

 

そのため、家族に患者がいる場合は、それら共用物はなるべく分けて使うようにしましょう。

 

なお、何度もお伝えの通り、ヘルペスウイルスは一度感染すると、その場所の神経細胞にずっと居座ります。

 

そして免疫力が下がった時に、ヘルペス性結膜炎や口唇ヘルペス等をを引き起こします。

 

したがって、免疫力を下げないことが非常に大切です。

 

極力ストレスを溜め込まず、睡眠もしっかり取り、体調を整えておくことが何よりも大切です。

 

《重要》これが一番大切!

結膜炎には、さまざまな種類が存在します。
そのため、初期の段階で「どのタイプの結膜炎なのか?」を、素人が判断するのは難しいとされています。

 

そこで、当サイトでは、
少しでも早く自分の症状を見極め、正しい治療を受けられるように、全タイプの症状や原因などを詳しく説明しています

 

「自分はウイルス性結膜炎のうち、どのタイプなのか?」
「そもそもウイルス性結膜炎なのか?細菌性?アレルギー性ではないか?」

 

そういった広い観点から、自分の症状がどのタイプに当てはまるのかを見極め、正しく治療をしましょう。


 

■ウイルス性結膜炎の種類
⇒@流行性角結膜炎(はやり目)の症状・原因・治療・予防
⇒Aプール熱(咽頭性結膜熱)の症状・原因・治療・予防
⇒B急性出血性結膜炎の症状・原因・治療
⇒Cヘルペス性結膜炎の症状・原因・治療

 

■細菌性性結膜炎
細菌性結膜炎の症状・原因・治療・予防

 

■アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎の症状・原因・治療・予防

 

■クラミジア結膜炎の種類
⇒@封入体結膜炎の症状・原因・治療・予防
⇒Aトラコーマの症状・原因・治療・予防


このエントリーをはてなブックマークに追加


結膜炎と角膜炎の違い ウイルス性結膜炎とは? 細菌性結膜炎とは? アレルギー性結膜炎とは? クラミジア結膜炎とは?