流行性角結膜炎(はやり目)の症状・原因・治療・予防法!

流行性角結膜炎(はやり目)の症状・原因・治療・予防

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ここではウイルス性結膜炎のひとつである

 

流行性角結膜炎(はやり目)」の
概要・症状・原因・治療・予防

 

について説明します。


流行性角結膜炎ってなに!?

流行性角結膜炎とは、
ウイルス性結膜炎の一種であり、

 

ウイルス性結膜炎患者の中で、最も多いタイプの結膜炎

 

です。

 

感染力が非常に強く、
はやり目(流行り目)とも呼ばれます。

 

※一般的に「はやり目」という呼称が多く
使用されています

 

また、症状が強い場合は、

 

結膜(白目部分)だけではなく、
角膜(黒目)部分にも炎症を起こす

 

ことから、「角結膜炎」と呼ばれています。

 

では、
どのような症状があるのでしょうか?

流行性角結膜炎(はやり目)の症状

流行性角結膜炎は、
一般的には軽症のまま沈静化することが多いですが、時に重症化します。

 

重症となった場合は、既述の通り角膜にも症状が起こりえます

 

はやり目では、結膜・角膜に以下の様な症状が一般的に見られます。

 

結膜炎

●めやにが非常に増える
⇒朝起きると、めやにで目が開かなくなる事がある。
●片目が発症した場合、4〜5日経つともう一方の目も発症する場合が多い
●視力が多少低下することがある
●涙目や、瞼が腫れることがある
●症状が強い場合は、瞼の裏の結膜に白膜が出来、眼球の結膜と癒着することがある
●症状が強い場合は、耳の前にあるリンパ節が腫れる

 

角膜炎

●点々とした混濁が発生し、痛みを感じる
●ちょっとした明かりが眩しく感じたり、目のかすみを感じることがある
●黒目の表面が剥ける(角膜びらん)が発生し、目のゴロゴロ感や、激しい痛みを伴う

 

流行性角結膜炎の場合は、

 

「朝起きたら目やにで目が開かない!」

 

という事が多く、この様な症状である場合は、まず流行性角結膜炎(はやり目)の疑いを持ちましょう。

 

また、片側の目で発症した場合、
そのウイルスがもう一方の目にも感染する事が多いです。

 

しかし最初に発症したタイミングで身体に免疫が出来るため、後に発症した目の方が軽症であることが多く、先に完治することが多いです。

 

この流行性角結膜炎は、既述のとおり結膜炎が発端となって、角膜炎も起こします。

 

しかし、結膜炎自体は1〜3週間で完治するのに対し、角膜炎は数ヶ月〜1年症状が続くことがあります

 

最悪の場合、失明にも至る危険性もあります。

 

そのため、早期に眼科での治療が大切になります。

 

熱や喉の痛みを伴う場合!

 

症状として熱や風邪っぽい症状が出る場合、それははやり目ではなく、プール熱(咽頭結膜熱)の可能性があります。

 

プール熱(咽頭結膜熱)の症状・原因・治療・予防を知ろう!

プール熱(咽頭結膜熱)とはやり目(流行性角結膜炎)の違いは?

 

では続いて、
「流行性角結膜炎の原因」を説明します。


 

流行性角結膜炎(はやり目)の原因

主な原因は「アデノウイルス8型」というウイルスが感染することです。

 

また、8型だけでなく、19型や37型によっても感染するとされています。

 

一昔はプールで感染するとして「夏の病気」とされていました。

 

しかし、感染経路としては、例えば

 

@はやり目の人が目をこする

Aつり革を持つ

B他人が同じつり革を持つ

C持った手で目を触る

 

上記の様な生活の一部でも、知らず知らずに人から人へと感染します。

 

また、
感染経路は「触ったもの」を介すだけでなく、「水」も経路となります。

 

ページ下段で紹介している予防方法を守り、さらなる感染を防ぎましょう。

 

流行性角結膜炎(はやり目)の治療

流行性角結膜炎の原因は既述の通り「ウイルス」です。

 

風邪の治療でも同じ事がいえますが、
「ウイルス」を殺す事は出来ません。

 

しかし、目薬を使用することで、さらなる悪化を防ぐことが大切です。

 

流行性角結膜炎の場合は、一般的に、以下の目的で目薬が処方されます。

 

●傷ついた目の表面からの、二次感染を防ぐ
抗菌目薬を使用

●炎症を抑え重症化を防ぐ
弱いステロイド目薬を使用

 

この結膜炎はウイルスが原因のため、上記のような目薬を使用して、二次的な悪化を防ぎつつ、放置していれば基本的には治ります。

 

しかし、重症化した場合は、角膜炎の症状が1年近く続くため、点眼を継続する必要があります

 

では、どのように予防すれば良いのでしょうか?


 

 流行性角結膜炎(はやり目)の予防

日常生活において、ウイルスのついた手で目をこすれば、かなりの確立で感染してしまうのが、この結膜炎の強さです。

 

家族ひとりがもらってきて、家族全員に広がるということは多々あることです。

 

上で説明した「つり革」からの感染についても、ウイルスのついた手で、そのまま家の中のタオルを触った場合、それだけで家族全員への感染経路となり得るのです。

 

このように、感染のほとんどが「ものや水を介して」人から人へ移るのです。

 

他人に移すことのないよう、

 

  • 手をよく洗い、目をこすらない
  • 身体を休め、免疫力(体力)を落とさない
  • かかっている人は、最後に風呂に入る
  • 誰かがかかっている場合、タオルの共有はやめる
  • 洗顔時に気をつける(もう一方の目に移りやすいタイミングである)

 

これらを守り、細心の注意を払いましょう。

 

では続いて、
「はやり目に関するよくある質問」についてです。


流行性角結膜炎(はやり目)に関する質問

よくある質問を、各ページでわかりやすくまとめております。
あわせてご確認下さい。

 

はやり目の症状・原因・治療・予防
はやり目に「潜伏期間」はあるの??
はやり目は「会社出勤」していいの?
はやり目には「眼帯」がいるの??
はやり目は「出席停止」??
はやり目の「後遺症」ってどんなの?

 

《重要》これが一番大切!

結膜炎には、さまざまな種類が存在します。

 

そのため、初期の段階で「どのタイプの結膜炎なのか?」を、素人が判断するのは難しいとされています。

 

そこで、当サイトでは、
少しでも早く自分の症状を見極め、正しい治療を受けられるように、全タイプの症状や原因などを詳しく説明しています

 

「自分はウイルス性結膜炎のうち、どのタイプなのか?」
「そもそもウイルス性結膜炎なのか?細菌性?アレルギー性ではないか?」

 

そういった広い観点から、自分の症状がどのタイプに当てはまるのかを見極め、正しく治療をしましょう。

 

■ウイルス性結膜炎の種類
⇒@流行性角結膜炎(はやり目)の症状・原因・治療・予防
⇒Aプール熱(咽頭性結膜熱)の症状・原因・治療・予防
⇒B急性出血性結膜炎の症状・原因・治療
⇒Cヘルペス性結膜炎の症状・原因・治療

 

■細菌性性結膜炎
細菌性結膜炎の症状・原因・治療・予防

 

■アレルギー性結膜炎
アレルギー性結膜炎の症状・原因・治療・予防

 

■クラミジア結膜炎の種類
⇒@封入体結膜炎の症状・原因・治療・予防
⇒Aトラコーマの症状・原因・治療・予防


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